機内での意外な事実!飛行機でも日焼け対策を

機内での意外な事実!飛行機でも日焼け対策を

実は飛行機の中でも日焼けする

旅行や出張で乗る飛行機。快適な空の旅を楽しんでいる間に、実は肌が危険に晒されていることをご存知ですか?「窓を閉めていれば大丈夫」「屋内だから日焼けなんてしない」と思っているなら、それは大きな誤解かもしれません。地上よりもはるかに強い紫外線が降り注ぐ機内は、まさに「空中の日焼けサロン」とも言える環境なのです。この記事では、なぜ飛行機の中で日焼けしてしまうのか、そのメカニズムと、大切な肌を紫外線から守るための具体的な対策を徹底解説します。フライト後の肌トラブルに悩まされないためにも、正しい知識を身につけて、万全の準備で空の旅を楽しみましょう。特に見落としがちな「手」のケアについても、おすすめのアイテムと合わせてご紹介します。

飛行機の窓の外

飛行機の機内で日焼けする理由

「まさか飛行機の中で?」と驚かれるかもしれませんが、機内は私たちが思う以上に紫外線が強い環境です。その理由は、主に「高度」と「窓」にあります。地上とは全く異なる空の上の環境を理解することが、日焼け対策の第一歩です。

飛行機の窓で紫外線は防げない?

紫外線には、肌の表面に作用し、日焼けによる炎症やシミ・そばかすの原因となる「UV-B(紫外線B波)」と、波長が長く、肌の奥深く(真皮)まで到達してシワやたるみといった光老化を引き起こす「UV-A(紫外線A波)」の2種類があります。

飛行機の窓は、一般的にアクリル樹脂やポリカーボネートといった素材でできており、UV-Bをほぼ100%カットする能力があります。そのため、機内で肌が真っ赤になるような日焼けをすることは稀です。しかし、問題はUV-Aです。多くの飛行機の窓は、このUV-Aを完全には防ぎきれず、約50%以上を透過させてしまうと言われています。つまり、気づかないうちに肌の奥でダメージが進行している可能性があるのです。UV-Aは「生活紫外線」とも呼ばれ、雲やガラスを通り抜けやすい性質を持つため、曇りの日や屋内でも油断は禁物。それが上空であればなおさらです。

高度による紫外線量の変化

紫外線は、地上に到達するまでに大気中のオゾン層や空気分子によって吸収・散乱され、その量が減少します。しかし、飛行機が飛行する高度約10,000メートルでは、地上に比べて大気が薄いため、紫外線を遮るものが少なくなります。一般的に、高度が1,000メートル上昇するごとに、紫外線量は約10%〜15%増加すると言われています。つまり、国際線の巡航高度では、地上の2倍以上の紫外線量を浴びている計算になります。スキー場で日焼けしやすいのと同じ原理です。太陽との距離が近くなることで、紫外線はじりじりと私たちの肌に影響を与えているのです。

機内の乾燥がさらに悪影響を

機内環境には、紫外線の他にも肌に影響を与える要因が潜んでいます。その代表格が「乾燥」です。機内の湿度は、砂漠よりも低いと言われるほど極度に乾燥しており、通常20%以下、時には10%を切ることもあります。肌が乾燥すると、角質層のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。

この無防備な状態の肌に紫外線が当たることで、ダメージはさらに深刻化します。乾燥と紫外線のダブルパンチは、肌の老化を加速させる最悪の組み合わせと言えるでしょう。潤いが失われた肌は、紫外線の影響をよりダイレクトに受けてしまうのです。

外気との違いに注意する必要性

地上の私たちは、建物や木々、大気中の塵など、様々なものによって紫外線から守られています。しかし、上空にはそうした遮蔽物がほとんどありません。窓から差し込む直射日光はもちろん、雲からの反射光にも注意が必要です。眼下に広がる真っ白な雲は、紫外線を約80%も反射すると言われています。これは、雪原からの照り返しに匹敵するレベルです。つまり、窓から下を眺めているだけでも、下からの反射光によって日焼けしてしまうリスクがあるのです。窓側の席でなくても、機内を飛び交う紫外線からは逃れられないと心得ておく必要があります。

機内での日焼け対策が必要な部位

機内で紫外線を浴びやすいのは、当然ながら衣服で覆われていない露出部分です。特に顔、首、そして意外と見落としがちな手が、重点的にケアすべきポイントです。それぞれの部位に合わせた効果的な対策を行いましょう。

顔のUVカット方法とおすすめグッズ

顔は最も無防備で、紫外線の影響を受けやすい部位です。フライト前には、必ず日焼け止めを塗りましょう。おすすめは、保湿力が高く、肌への負担が少ないノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)のものです。SPF値は20程度、PA値は「PA+++」以上あると安心です。また、機内は乾燥しているため、メイクの上から使えるスプレータイプの日焼け止めや、UVカット効果のあるフェイスパウダーを携帯し、2〜3時間おきに塗り直すと効果的です。乾燥対策にマスクをする人も多いと思いますが、UV対策にもなるため一石二鳥です。

首元を守る工夫とその重要性

首は年齢が出やすいと言われるデリケートな部分でありながら、日焼け止めの塗り忘れが多い部位でもあります。顔に日焼け止めを塗る際は、必ず首の前側、そして耳の後ろから首の後ろ側まで、忘れずに塗り広げましょう。また、UVカット機能のあるストールやスカーフを一枚持っておくと、窓からの日差しが強い時にさっと巻くだけで物理的に紫外線をシャットアウトできます。冷房対策にもなり、非常に便利です。襟付きのシャツを着るのも、首元のうっかり日焼けを防ぐのに効果的です。

手元の日焼けを防ぐ秘訣

読書をしたり、スマートフォンを操作したり、食事をしたりと、機内で意外と働き続けているのが「手」です。テーブルに置かれた手は、窓からの紫外線を直接浴びやすい位置にあります。顔や首は意識していても、手のケアは怠りがち。しかし、シミやシワは手にも容赦なく現れます。ここでおすすめしたいのが、UVカット効果のあるハンドクリームです。手を洗うたび、あるいは乾燥が気になったタイミングでこまめに塗り直すことで、紫外線と乾燥から同時に手肌を守ることができます。特に、スマートフォンやタブレットの画面から発せられるブルーライトもカットできる製品であれば、デジタルデバイスを多用する機内環境に最適です。後ほどご紹介する「H365 UV/ブルーライトプロテクトハンドクリーム」は、まさにそんな機内でのハンドケアにぴったりのアイテムです。

飛行機の窓際でハンドクリームを塗る女性

機内での服装で気をつけるポイント

服装も重要な日焼け対策の一つです。できるだけ肌の露出が少ない、長袖・長ズボンの着用を心がけましょう。素材は、UVカット加工が施されたものが理想ですが、そうでなくても目の詰まった濃い色の生地の方が、薄い色の生地よりも紫外線を防ぐ効果が高いとされています。

リネンやコットンなどの天然素材は着心地が良いですが、紫外線透過率は高めなので注意が必要です。ポリエステルなどの化学繊維の方が、一般的に紫外線カット効果は高い傾向にあります。リラックスできる服装を選びつつも、紫外線対策を意識したアイテムを選びましょう。

乾燥対策と日焼け対策の両立法

前述の通り、機内での「乾燥」は美肌の大敵です。日焼け対策と乾燥対策は、セットで行うことが重要です。日焼け止めを選ぶ際は、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されたものを選びましょう。また、日焼け止めを塗る前に、化粧水や乳液でしっかりと保湿しておくことが大切です。

フライト中は、ミスト状の化粧水を携帯し、こまめに肌に水分を補給するのもおすすめです。水分補給は、肌の外側からだけでなく、内側からも重要です。カフェインやアルコールは利尿作用があり、体内の水分を奪いやすいので控えめにし、水やお茶を意識的に飲むようにしましょう。

機内での具体的な日焼け対策

ここからは、機内で実践できる具体的な日焼け対策をさらに詳しく見ていきましょう。少しの工夫で、紫外線の影響を大きく減らすことができます。

日焼け止めの効果的な塗り方

日焼け止めは、ただ塗れば良いというものではありません。効果を最大限に引き出すためには、「量」と「塗り直し」が鍵となります。顔に塗る量は、液体タイプなら500円玉大、クリームタイプならパール2粒分が目安です。これを、おでこ・鼻・両頬・あごの5点に置き、ムラなく丁寧に伸ばします。忘れがちなフェイスラインや耳、首筋までしっかりと塗りましょう。そして最も重要なのが「塗り直し」です。汗や皮脂、摩擦などで日焼け止めは落ちてしまいます。特に長時間のフライトでは、2〜3時間おきに塗り直すのが理想です。メイクの上からでも使いやすいパウダータイプやスプレータイプの日焼け止めを一つ持っておくと、手軽に塗り直しができて便利です。

効果的なシート選びと座る位置

最も効果的な紫外線対策は、紫外線の発生源から離れることです。つまり、窓側の席を避けるのが最も確実な方法と言えます。しかし、せっかくの空の旅。空の景色を楽しみたいという方も多いでしょう。その場合は、太陽の位置を考慮することがポイントです。例えば、日本からヨーロッパへ向かう昼間の便であれば、進行方向に対して北側(左側)の席の方が、南側(右側)の席よりも直射日光を浴びる時間が短くなります。もちろん、フライトの時間帯や航路によって太陽の位置は変わりますが、予約時に少し意識してみるのも良いでしょう。そして、窓側の席になった場合は、景色を楽しまない時間帯はこまめに窓のシェードを閉めることを徹底しましょう。これだけで、紫外線の被ばく量を大幅に減らすことができます。

個人的には窓側の席は少しプライベート感もあり、何よりもとっても綺麗な景色が見えることがあるので好きです。ここまで神経質になると大変なので、窓側の席で景色を楽しみつつも、できる範囲でUVケアをして心地よくフライトを楽しみたいですね。

身近なグッズでできる手軽な対策

特別なグッズがなくても、手持ちのアイテムで紫外線対策は可能です。例えば、大きめのマスクは顔の下半分を紫外線と乾燥から守ってくれます。カーディガンやパーカーは、腕の日焼け防止に役立ちます。また、雑誌や本を読んでいる際に、それらを窓からの日差しを遮る「盾」として使うこともできます。ちょっとした工夫を凝らして、快適なフライトを過ごしましょう。

パイロットや客室乗務員が実践する日焼け対策

空のプロであるパイロットや客室乗務員は、この過酷な環境を誰よりも理解しています。実際に、ある研究では、パイロットは一般の人に比べて皮膚がんの発生率が高いという報告もあります。そのため、彼ら・彼女らは日焼け対策を徹底しています。

多くのパイロットは、コックピットの窓からの紫外線を避けるために、UVカット機能のあるサングラスや日焼け止めを欠かしません。客室乗務員も同様に、保湿ケアと日焼け止めの使用を徹底しています。特に、お客様と接する「手」のケアは重要です。乾燥と紫外線の両方から手を守るため、UVカット効果のあるハンドクリームをこまめに塗っている方が多いようです。プロが実践していることからも、機内での紫外線対策の重要性がわかります。 

液体物の持ち込み制限に注意

飛行機には、液体物の持ち込み制限があります。国際線の場合、100ml(g)以下の容器に入れ、容量1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れる必要があります。日焼け止めもこのルールの対象となるため、購入時には必ず容器のサイズを確認しましょう。チューブタイプやスティックタイプ、小さなスプレーボトルなどは、コンパクトで持ち運びやすく、狭い機内でも手軽に使えるのでおすすめです。

筆者の機内スキンケア

先日オーストラリアのメルボルンに行ってきましたが、夜出発→朝着の便だったのでいつもよりスキンケアに気を遣いました。

就寝前にビオレのメイク落としシート(洗顔不要)でメイク落とし

化粧水

パック

写真のVINNEというパックは友人からもらったものなのですが、3時間つけっぱなしにするタイプ。どうせ通しでぐっすりは寝れないのでこれをつけて寝て、目が冷めてから残りのスキンケアをしました。

その後は、

・H365を顔・首・手にこまめに塗る(UV&保湿)

・d'Albaのホワイトトリュフミストでこまめに保湿

・CARMEXのSPF15のリップクリームでUV&保湿

機内スキンケアアイテム

窓際の席にしましたが、やっぱりこういう普段見れない空の表情が楽しめるのは格別です。スキンケアは完璧を目指そうとすると何かを犠牲にしてしまうので、個人的にはほどほどに気にするぐらいがいいなと思います。

機内の日焼けに関するQ&A

ここでは、飛行機での日焼けに関するよくある質問にお答えします。疑問を解消して、安心して対策に取り組みましょう。

Q1. 飛行機に乗るたびに日焼け止めは必要か

A1. はい、必要です。特に1時間を超えるフライトで、日中の時間帯にかかる場合は、日焼け止めを塗ることを強くおすすめします。高度が上がるほど紫外線は強くなるため、たとえ短時間のフライトであっても油断はできません。「少しの時間だから」と対策を怠ると、積み重なって肌へのダメージとなります。日頃のスキンケアの一環として、飛行機に乗る前の日焼け止めを習慣にしましょう。

Q2. 曇りの日でも日焼けするのか

A2. はい、日焼けします。飛行機は雲の上を飛行することがほとんどです。雲は地上に届く紫外線をある程度遮ってくれますが、上空ではその雲が眼下に広がることになります。前述の通り、雲は紫外線を約80%も反射するため、むしろ晴天の日よりも紫外線が強い状況になることさえあります。地上のお天気に関わらず、上空での対策は必須です。

Q3. 夜間フライトでも日焼けする可能性はあるか

A3. 基本的には心配ありません。紫外線の発生源は太陽ですので、太陽が沈んでいる夜間のフライトでは、紫外線による日焼けの心配はほとんどないと言えます。ただし、フライトの途中で夜が明ける場合(例:日本からヨーロッパへの深夜便など)は、到着前に朝日を浴びることになるため、そのタイミングでの対策は必要です。到着地の時間を確認し、夜明け前に日焼け止めを塗っておくと万全です。

Q4. 窓のシェードを閉めていれば日焼けしない?

A4. 自分の席のシェードを閉めていても、他の席からの紫外線は入ってきます。通路を挟んだ反対側の窓や、前後の席の窓が開いていれば、そこから大量の紫外線が機内に入り込みます。機内の壁、座席、人の服などに当たった紫外線は、様々な方向に反射・散乱します。たとえ直射日光が当たっていなくても、この反射した紫外線を浴びてしまう可能性があるのです。これは、日傘をさしていても地面からの照り返しで日焼けするのと同じ原理です。

Q5. 特に注意するべき季節や時間帯は?

A5. 季節に関わらず、太陽が出ている時間帯は常に注意が必要です。地上では夏に紫外線が最も強くなりますが、上空では季節による紫外線量の差は地上ほど大きくありません。また、時間帯としては、太陽が最も高くなる正午前後が一番紫外線が強くなります。しかし、それ以外の時間帯でも紫外線は降り注いでいるため、日中のフライトでは常に意識しておくことが大切です。

Q6. 敏感肌の人のための対策法

A6. 肌への負担が少ない対策を選びましょう。敏感肌の方は、日焼け止め選びが特に重要です。「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル処方」と記載のあるものや、アルコール、香料、パラベンなどが無添加のものを選ぶと良いでしょう。また、使用前には必ずパッチテストを行うことをおすすめします。日焼け止めだけに頼らず、帽子やストール、UVカット機能のある衣類など、物理的に紫外線を遮る方法を積極的に取り入れると、肌への負担を軽減できます。そして、何よりも保湿が重要です。乾燥によって肌のバリア機能が低下すると、少しの刺激でも肌トラブルを起こしやすくなります。保湿力の高いクリームやミストで、常に肌を潤しておくことを心がけましょう。

H365 UV/ブルーライトプロテクトハンドクリーム

ここまで、飛行機での日焼け対策の重要性と具体的な方法について解説してきました。そして、見落としがちな「手」の紫外線・乾燥対策に、自信を持っておすすめしたいのが「H365 UV/ブルーライトプロテクトハンドクリーム」です。手はもちろんのこと、首や顔の化粧下地としても活用できるので、手荷物を減らしたい機内にはぴったりです。

H365は、100%自然由来成分にこだわった、肌に優しいハンドクリームです。SPF20 PA+++の紫外線カット効果で、肌老化の原因となるUV-AもUV-Bもしっかりとブロック。ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)なので、肌への負担が少なく、塗り直しも安心。お子様に触れる手にも、気兼ねなくお使いいただけます。

さらに特筆すべきは、ブルーライトカット機能です。スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなど、デジタルデバイスに囲まれる機内環境。実は、これらの画面から発せられるブルーライトも、「第三の紫外線」と呼ばれ、肌の奥深くまで到達し、くすみやシワの原因となると言われています。H365は、このブルーライトからも大切な手肌を守ります。

また、抗酸化・抗老化作用があるオーガニック米もろみ粕エキスや、ブルーベリーエキスといったエイジングケア成分を贅沢に配合。紫外線や乾燥によるダメージをケアし、潤いに満ちた若々しい手肌へと導きます。天然ラベンダーカラーのクリームが、塗った瞬間にくすみを補正し、ワントーン明るい透明感のある手元を演出してくれるのも嬉しいポイントです。しっとりするのにベタつかないテクスチャーで、すぐにスマートフォンなどを操作しても快適です。

旅コスメとして旅行のポーチに一本しのばせておけば、飛行機の中はもちろん、旅先の強い日差しからも、あなたの大切な手を365日守り抜きます。

>> H365 UV/ブルーライトプロテクトハンドクリームの詳細はこちら


いかがでしたでしょうか。飛行機の機内が、いかに日焼けしやすい環境であるか、お分かりいただけたかと思います。空の旅を心から楽しむためにも、これからは「機内での日焼け対策」を旅の準備の必須項目に加えてみてください。顔や首はもちろん、意外と無防備な「手」のケアも忘れずに。正しい知識と万全の対策で、旅先でも輝くような美しい肌をキープしましょう。

ブログに戻る